星くずの魔法使い
レイくんのコンセプトとして描いたもの。
絵本では目立ちませんが、小説のほうでは基本的にこの感じ。
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都市伝説としての、レイくん。
ウィキッドスターの時代(CA:1025年)では、レイくんは化け物。
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それは、おとぎ話の、ある人物。
夜の渦より生まれ、千の星を結ぶもの。
気まぐれで人や街を消し、自在に姿を変えて、死ぬこともない。
ほんとうの姿を誰も知ることは出来ず、覚えておく事すら出来ない。
現れただけで、奇々怪々を巻き起こし、去っていく。
時間を食らい、千の時を生きる、童話の主。
それは、千年の時が経った現代でも、恐ろしく説き伝えられ。
たとえば、聞き分けのない子供を、大人が叱る時に、こう使う。
「 “星くずの魔法使い” に、イタズラされちゃうよ」
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キラキラきれいで、やさしくて
たのしくステキで、こわいもの
あるがまま、きゃうきゃうして。
「よるのそら」そのもの。
それがレイくんです!