「ほしくず堂・屋台4号」
屋台3号で ”ユニット式什器” の利便性に気づき。
更に「フットワークを重視したスタイル」を模索していた最中のモデル。
トランクにも、単独で幌を付ける機能を搭載。
基本は「トランクがあれば最低限の出店ができる」という結論と
この頃から、遠征時には作品と什器を、宅配便で搬送する前提であったため
宅配に必須である、ダンボール梱包が用意しづらく、
高額な輸送費のかかる ”在庫ボックス” を極力撤廃する方向に転換する。
そのため、トランクの機動性を邪魔しないよう
軽量かつ、立体的な、組み立て型の什器オプションを制作。
3号における「什器ボックス」に相当するが
・メイン構造を骨組みフレームに変更し軽量化
・折りたたみ時のコンパクト化を追求
・天板面積を増やし展示領域が二倍に
・空洞部分には店の備品を置くことも可能
というコンセプトにより、
過去最薄かつ、拡張性の高いオプションが出来上がった。
まずは一台が制作され、トランクとの相性の良さから、後に
フル装備用オプションとして、両脇に設置するスタイルを思いつく。
そのため、この4号としてのスタイルは「つなぎ」のようなものであり
非常に短い期間でしか運用されなかった。